映画『ブータン 山の教室』

いつ: 2021年11月27日 @ 10:00 PM – 3:40 PM
どこで: 田並劇場

『ブータン 山の教室』 2021年11月27日(土) 1回目 9:30会場 10:00〜11:40 2回目 13:30会場 14:00〜15:40 大人1500円 小中高生500円 未就学児無料 標高4,800メートルの地にあるブータン北部の村ルナナ。ブータン民謡が響きわたるこの村で暮らすのは、大自然とともにある日常に幸せを見つけ生きる大人たち。そして親の仕事の手伝いをしながらも、“学ぶこと”に純粋な好奇心を向ける子どもたちだ。人口わずか56人のルナナには、電気も携帯電話もない。『ブータン 山の教室』に登場するのは、実際にルナナで暮らす人々だ。ブータンの新鋭、パオ・チョニン・ドルジ監督は、人々の笑顔あふれる暮らしを圧倒的な映像美で映し出した。グローバル化が進み、世界の景色が単一化するいま、この作品は私たちに“本当の豊さとは何か”を教えてくれる。 story 現代のブータン。教師のウゲン(シェラップ・ドルジ)は、歌手になりオーストラリアに行くことを密かに夢見ている。だがある日、上司から呼び出され、標高4,800メートルの地に位置するルナナの学校に赴任するよう告げられる。一週間以上かけ、険しい山道を登り村に到着したウゲンは、電気も通っていない村で、現代的な暮らしから完全に切り離されたことを痛感する。学校には、黒板もなければノートもない。そんな状況でも、村の人々は新しい先生となる彼を温かく迎えてくれた。ある子どもは、「先生は未来に触れることができるから、将来は先生になることが夢」と口にする。すぐにでもルナナを離れ、街の空気に触れたいと考えていたウゲンだったが、キラキラと輝く子どもたちの瞳、そして荘厳な自然とともにたくましく生きる姿を見て、少しずつ自分のなかの“変化”を感じるようになる。 原題:Lunana A Yak in the Classroom 監督:パオ・チョニン・ドルジ キャスト:シェラップ・ドルジ/ウゲン・ノルブ・ヘンドゥップ/ケルドン・ハモ・グルン/ペム・ザム 制作国:ブータン 2019年/ブータン/110分/シネスコ/配給:ドマ 第93回アカデミー賞国際長編映画賞ブータン代表作品、文部科学省特別選定(家庭向き)、文部科学省選定(少年向き、青年向き、成人向き)、厚生労働省社会保障審議会推薦、年少者映画審議会推薦

田並劇場名画セレクション『エルミタージュ幻想』

いつ: 2021年9月19日 @ 1:00 PM – 3:15 PM
どこで: 田並劇場

田並劇場名画セレクション『エルミタージュ幻想』 2021年9月19日(日) 13:00開場 13:30〜15:15 大人1500円 小中高生500円 未就学児無料 9月の田並劇場映画上映会は『エルミタージュ幻想』。ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフが世界遺産のエルミタージュ美術館を舞台に、3世紀にわたるロシア近代史を夢のように漂う映画です。一人称視点、90分ワンカットの手法、900人のエキストラが繰り広げる映画史上もっとも贅沢な作品と言われる本作です。先の見えないコロナ禍の中、芸術の秋に相応しい映画を田並劇場でお楽しみください。 全編ワンカットで撮影された映画史上もっとも贅沢な作品『エルミタージュ幻想』 世界遺産のエルミタージュ美術館で、第一級の美術品が陳列されたままの内部を使い、3世紀にわたるロシア近代史を映画史上初の90分ワンカットの手法で描いた驚異の映画。 現代に生きる映画監督と、19世紀のフランス人外交官が、幻想と現実の区別もつかないままエルミタージュ美術館の中をさまよう。第一級の美術品が展示された館内で、ロシア王朝240年のドラマが語られてゆく。 2002年カンヌ映画祭コンペティション部門正式出品 2002年トロント国際映画祭最優秀造形賞 2003年サンフランシスコ映画批評家協会賞 2003年ドイツ映画撮影賞 2004年ニカ賞最優秀美術賞 2004年アルゼンチン国際映画祭最優秀外国語映画賞他 キャスト:セルゲイ・ドレイデン、マリア・クヅネツォワ、レオニード・モズガヴォイ、ミハイル・ピオトロフスキー、ダヴィッド・ギオルゴビアーニ、アレクサンドル・チャバン オリジナル音楽演奏:ロシア国立エルミタージュ交響楽団 音楽演奏:マリーンスキー歌劇場管弦楽団(指揮:ワレリー・ゲルギエフ) 特別出演:ワレリー・ゲルギエフ ロシア・ドイツ・日本(NHK)共同制作 ©2002 Hermitage Bridge Studio & Egoli Tossell Film AG <アレクサンドル・ソクーロフ> Aleksandr Nikolayevich Sokurov 1951年シベリア生まれ。ロシアを代表する巨匠であるが、ソ連時代の全作品は公開禁止だった。第一回監督作『孤独な声』(1978年完成、1987年公開)はロカルノ国際映画祭銅豹賞、『モレク神』(1999年)でカンヌ国際映画祭最優秀脚本賞、『エルミタージュ幻想』(2002年)で90分ワンカット撮影に成功し、『ファウスト』(2011年)でヴェツィア国際映画祭金獅子賞受賞。フィクションとノンフィクションの枠を超えて40年以上も第一線で旺盛に作品を発表。映像と音、音楽、役者が一体となり構成される作風は一幅の絵画であり、映画界のみならず、音楽や文学など広い分野にわたり、世界中で高く評価されている。