手を動かす喜び、その手から新しいものが生まれる豊かさ、そしてその営みが暮らしを整える心地良さを、みんなで分かち合える展覧会を開催したいと思います。
生命の法則を現す幾何学模様ヒンメリ、羊との暮らしから受け取るあたたかなショール、きのくにの木々から生まれるオブジェたち、等々。
眺め、触れる、のみではなくて、あなたの手を動かすワークショップも企画します。
太陽の再生を祈る冬至に向けて、みんなで暮らしをあたため、整える展覧会へようこそ。
ヒンメリ作り人 楠本依子
himmeliは、『光のモビール』とも呼ばれ、スウェーデン語で『天』を意味し、豊穣を祈り、太陽の復活を祝う。フィンランドでは、『ヨウル』冬至祭の伝統装飾とされ、藁を一本一本繋げて作る神聖幾何学模様‥その美しさに惹かれて『祈りの形霊(カタタマ)himmeli』~カタカムナを唱えて『言霊』~黄金比。
普遍的な精神性『熊野』とも、通じるものを感じていたある日、ふと浮かんだカタチをヒンメリに表現してみました。そこから、ファンタジーな、私の旅が‥始まりました。
くまの手仕事研究所 鈴木 りえ
熊野本宮町で羊を三頭飼い、洗い、紡ぎ、織物を作っています。
羊毛・まこも・苧麻・和綿・葛・藤などの自然の素材から手仕事を楽しむ会を主催しています。
インスタ@kumano.teshi.kenで日々の活動を綴っています。
スピンドルというコマのような道具で羊の原毛を紡いでみよう!
糸を作るという原始的な手仕事を体験できます。
tacota
森と海で遊びつつ出会った素材で、子どものオモチャを夫婦で手作りしたのが、はじまり。
ユニット名は、家族で暮らす集落の旧名「田子田」から。
今回の展覧会では、[ 天使こけし ]と[ ダーニングきのこ ]が登場。
木のぬくもりを、暮らしのなかに。