『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』7/21

映画

2025年7月21日(月・海の日)
10:30~12:00(字幕) 14:00~15:30(吹替) 18:00~19:30(字幕)

大人1800円 大高中1000円 小学生以下無料

『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』

 「長くつ下のピッピ」で知られるスウェーデンの国民的童話作家アストリッド・リンドグレーンが生んだもう1人のスーパーヒロイン、5歳の女の子ロッタちゃんと彼女の相棒、ブタのぬいぐるみバムセが巻き起こす、愉快なエピソードの数々。

 ロッタちゃんを演じるのは500人の候補者の中からオーディションで選ばれた天才子役グレテ・ハヴネショルド(撮影当時5歳)。監督・脚本のヨハンナ・ハルドは本シリーズの他、同じリンドグレーン原作の『カッレ君の冒険』(96)やコリン・ナトリー監督の『太陽の誘い』(98)の脚本を手掛けています。音楽は『ペレ』(87)、『リヴ&イングマール ある愛の風景』(12)のステファン・ニルソン。製作は巨匠イングマール・ベルイマンのほとんどの作品を作ったスウェーデン最大の映画会社スヴェンスク・フィルムインドゥストリィとリンドグレーンの故郷ヴィンメルビーにあるテーマパーク、アストリッド・リンドグレーン・ヴェールドの共同で行われ、同パークの開館記念作品としてヴェールド内に現存するロッタちゃんの家をはじめとする街並のセットとヴィンメルビー市内で撮影が行われました。

ストーリー

家族でピクニックへ行ったり、
田舎のおじいちゃんとおばあちゃんに会いに行ったり。
春から夏への愛と冒険の物語。

風邪を引いてしまったロッタちゃん。買い物に行きたいのにママが許してくれません。がまんが出来ない彼女は黄色いレインコートを着て雨の中へ飛び出していきました。春にはパパの運転する車で湖へピクニック。でも、大切なぬいぐるみのバムセが行方不明になるは、お兄さんのヨナスは溺れそうになるはで大騒ぎ。誕生日に三輪車を卒業して自転車が欲しいロッタちゃんは、お隣の大人用の自転車に乗ろうとしますが自転車が暴走してサァ大変!

ヨハンナ・ハルド(監督・脚本)

1945年7月20日生まれ。写真学校を卒業後、スチルのカメラマンとして『刑事マルティン・ベック』(76)などの映画の現場に参加、その後映画製作を学び、短編映画の製作を開始した。脚本家として『LOVE ME!』(86)やTVシリーズを手掛け、89年にアストリッド・リンドグレーン原作の短編“Hoppa högst”、90年に同じく“Pelle flyttar till Komfusenbo”を監督、『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』(92)が長編デビュー作となり、続けて『ロッタちゃん はじめてのおつかい』(93)を撮った。その後、『カッレくんの冒険』(96)、『太陽の誘い』(98)などの脚本を手掛けている。

監督:ヨハンナ・ハルド 脚本:ヨハンナ・ハルド 原作:アストリッド・リンドグレーン
出演者:グレテ・ハヴネショルド、ベアトリース・イェールオース、クラース・マルムベリィ、マルティン・アンデション、リン・グロッペスタード

1992年/スウェーデン映画/カラー/ビスタサイズ/スウェーデン語/78分/日本語字幕:松浦美奈/字幕版&吹替版
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田並劇場

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