『マロナの幻想的な物語り』2022年7月24日(日)

映画

『マロナの幻想的な物語り』

2022年7月24日(日)
1回目(字幕版) 9:30開場 10:00〜11:45 2回目(吹替版) 13:30開場 14:00〜15:45
大人1500円 高校生以下無料

幸せは ほんのちっぽけなこと――。
ハート型の鼻がチャームポイントの小さな犬・マロナの奇跡のような旅! 愛とアートに溢れた“ワンコ・アニメーション”!!
血統書付きで差別主義者の父と、混血で元のら犬だけど美しくて博愛主義の母との間に生まれたマロナは、同時に生まれた9匹の末っ子で、「ナイン」と呼ばれていました。このハート型の鼻を持つ小さな犬は、生まれてすぐ彼女の家族から引き離され、曲芸師マノーレの手にわたります。マノーレはこの小さな犬にアナと名付け、アナにとっても、幸せな日々が訪れたかに思えましたが……

『マロナの幻想的な物語り』は、2019年に日本公開されたフランス・デンマーク製長編アニメーション『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のメイン制作プロダクションである仏サクレブ・プロダクション、プロデュサー ロン・ディアンスによる最新作。監督のアンカ・ダミアンはザグレブ国際映画祭で長編アニメーション『THE MAGIC MOUNTAIN』(2015)でグランプリ受賞をはじめ、『MOON HOTEL KABUL』(2018)、『The Call』(2018)でも各賞を受賞している世界が注目のルーマニアの女性監督・プロデューサーです。
『マロナの幻想的な物語り』は、鼻がハートの形の雑種マロナの一生を描いた作品で、92分の本編には愛とアートが溢れんばかりに詰まっています。2Dと3Dの融合、特にクライマックスのシーンのマロナの視点で描かれた描写はそのあとの顛末を含め圧巻で、映画表現の歴史に刻まれるべき作品となっています。

原題: L’extraordinaire voyage de Marona
監督: アンカ・ダミアン 脚本: アンゲル・ダミアン キャラクター・デザイン: ブレヒト・エヴェンス
背景美術: ジナ・トーステンセン / サラ・マゼッティ 音楽: パブロ・ピコ
(2019年 / ルーマニア・フランス・ベルギー / フランス語 / 92分)

田並劇場

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本州最先端、和歌山県は串本町にある古い劇場をリノベーションし、2018年よりアトリエ、シアター、cafeとして運営しています。 〒649-3515 和歌山県東牟婁郡串本町田並1547 TEL 0735-70-1046 お問合せMail tacota@tanami.jp

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