2024年11月2日(土)
15:00〜16:15(池田監督来場トーク有り)
大人1500円 高校生以下無料
2024年2月に田並劇場での和歌山初上映、4月に再上映、9月に世界遺産熊野本宮館で上映され好評を得た、日本の神社と熊野の風景を題材にした『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』、紀南アートウィークとの連携企画として、田並劇場での再再上映決定です!
https://kinan-art.jp/ 紀南アートウィーク
【あらすじ】
ニューヨーク育ちの少女が、日本人の祖父と神社を旅するものがたり。
旅の中で祖父は、南方熊楠のことを優しくこう語ります。
「熊楠さんは、携帯用の顕微鏡を持って熊野の森の中に入って行ったんだ。そこで、粘菌類をたくさん発見した。目に見えない大切なはたらきをするのが神さまの仕事なら、動物と植物をつなぐはたらきをしている粘菌は、神さまなんじゃないか。熊楠は、鎮守の杜の中にたくさん存在している粘菌という神さまをみつけに森の中に入って行ったんだよ。」
日本の自然や祭りに心奪われていく少女が、四季が変化する中でたくさんの鳥居をくぐり抜けた実感を、英語で語りかけます。
著名人コメント
谷川俊太郎(詩人)
間然するところのない秀作です
吉増剛造(詩人)
とても佳い映画に接しまして望外の幸せでした
【唐澤太輔(南方熊楠研究者)】
本作品は、私たちの心のなかにある自然に対する尊敬と畏怖の念に優しく気づかせてくれます。
映画に登場するニューヨーク育ちの少女に、みなさん自身を重ねあわせてみてください。
きっと不思議で、美しく、圧倒的なトーンを、極めて新鮮な気持ちで感得することができるはずです。
出演: 松浦 祐也、堂免 沙樹子、天野 祐貴(闘鶏神社)、水野 晴夫、高原熊野神社氏子のみなさん、尾鷲市のみなさん、お燈祭/新宮市のみなさん、ヤーヤ祭実行委員会、お燈祭実行委員会
ナレーション:エイミー スコット 翻訳:エリック セランド
楽曲制作:馬喰町バンド、青葉市子
制作スタッフ“風組”:脚本・プロデューサー/小笠原 高志、撮影・編集・監督/池田 将、音楽監督&録音/武 徹太郎、撮影補助/平吹 正名、月撮影/柏田 洋平、衣装/藤原 美有、編集補助/小谷野 五王、宣伝美術/原田光丞、サウンドエンジニア/山本 尚弘
配給:SAIJIKI FILM&Sundy Inc. 映画公式HP:https://toriicom.wordpress.com/
2016|HD|16:9|日本|65分 ナレーションは英語、日本語字幕付き