映画『屋根裏のポムネンカ(吹替版)』上映会
2023年12月24日(日)
1回目 9:30開場 10:00〜11:30 2回目 13:30〜15:00
大人1500円 高校生以下無料
田並劇場、今年のクリスマスの映画はチェコのストップモーションアニメーションです。
シーツの波をかきわけて
タンスの崖をよじ登り
クッションの雲を越えて、
キミに会いにいく。
屋根裏に住みついたガラクタたちの世界をユーモアたっぷりに綴ったチェコ発の長編人形アニメーション。屋根裏部屋で平和な暮らしを送っていた不思議なおもちゃたち。ところがある日、突然現われた悪の支配者フラヴァによって、青い目の人形ポムネンカがさらわれてしまう。ポムネンカを取り戻すため、おもちゃたちは未知の世界へと飛び出すが……。監督・脚本・美術を手掛けるのは、チェコアニメ界を代表するアーティストとしても知られるイジー・バルタ。
イジー・バルタ(Jiří Barta)1948年11月26日プラハ生まれ。プラハ工芸芸術大学を卒業後、アニメーション映画の制作を開始。
1978年、イジー・トルンカ・スタジオのアニメーション作家兼監督となり、1993年、プラハ工芸芸術大学・映画テレビグラフィック科の学科長に就任。独特の技術を使い実写を取り入れた三次元アニメーションを手掛け、「手袋の失われた世界」(82年)では、チャップリンやドイツ表現主義「アンダルシアの犬」、「未知との遭遇」などの名作映画の歴史を手袋たちが主人公となって繰り広げるパロディ映画史を作り上げ、注目され、また、ドイツ民謡「ハーメルンの笛吹き男」を5年の歳月をかけて新解釈した長編「笛吹き男」(85年)では、海外で10以上の賞を受賞。さらに24年ぶりの長編アニメ映画「屋根裏のポムネンカ」で、2009年日本の文化庁メディア芸術祭の優秀賞を受賞。
原題:NA PŮDĚ 英題:In The Attic 監督・脚本・美術:イジー・バルタ 脚本:エドガル・ドゥトカ、イジー・バルタ 撮影:イヴァン・ヴィート 音楽:ロマン・パヴリーチェク プロデューサー:ミロスラフ・シュミートマイエル 製作:チェコテレビジョン UPP クラ-トキー・フィルムプロダクション コンチネンタルフィルム アットアームズ
日本語吹替版 声の出演:貫地谷しほり 佐野史郎 楠見尚己 後藤哲夫 大塚明夫ほか 配給:アットアームズ 宣伝:東風 後援:チェコ共和国大使館 CZECH CENTER TOKYO 2009年|日本・チェコ・スロヴァキア|75分
(c)BIO ILLUSION s.r.o.
2009年 第13回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞受賞